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民間人校長としての抱負とご挨拶

2007.12.04

民間人校長としての抱負とご挨拶

 このたび東京都杉並区立和田中学校の校長に内定し、2008年4月より就任する予定となりました。2003年に弊社㈱トップアスリートを起業して以来「13歳のハローワーク公式サイト」の企画運営を中心に教育事業を展開して参りました。その活動の実績と経験を和田中学校地域運営本部に評価していただき、現在の藤原和博校長の後任校長としての推薦を受け、東京都教育委員会の面接試験の後、本日12月4日、「学校外から任用する校長」の内定をいただきまました。16年にわたりビジネスの一線で働いて参りましたが、その経験を公教育の現場に活かし尽力していく所存です。
 株式会社トップアスリートの代表取締役は、2008年3月末日に辞任いたしますが、株式会社トップアスリートは、今までどおり事業を継続し、さらなる拡充発展に努める所存ですので、今後とも変わらぬご指導、ご鞭撻をよろしくお願いいたします。後任の代表および組織体制に関しては、決定し次第、別途ご連絡させていただきます。

 以下、民間人校長としての抱負を述べさせていただきます。

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民間人校長として

 私にとって公立中学校校長への就任という転機は、何の前触れもなく突然やってまいりました。ある意味で偶然のような気がしますが、今までの経験や思考の繰り返しから、必然的に出会った運命のような気もしています。
 思えば株式会社リクルートに勤務していた1996年、新規事業として大学生を対象としたキャリアスクールを起案し実践しました。残念ながら事業は3年で撤退しましたが、“なぜ自分が働くのか”その理由を見つけられないまま多くの大学生が社会に出てしまう実態を目の当たりにし、「社会を生き抜く力を育むには大学生からでは遅い。もっと早い時期からスタートさせなければならないのでないか」という想いが強く残りました。
 そんな問題意識もあり、2003年に出版された作家村上龍氏の書籍「13歳のハローワーク」の『“好きなこと”を早いうちに見つけたほうが人生のアドバンテージになる』というメッセージに大いに共感しました。そして、起業した㈱トップアスリートの中心事業として、村上氏と出版社である幻冬舎様と共に、書籍「13歳のハローワーク」をWeb化し公式サイトとして展開してきました。現在この公式サイトには月間約30万人が訪れ、将来の夢を叶えようと切実な思いをもつ中学生、高校生からの質問、相談が数多く寄せられています。現状に疑問と苛立ちを感じつつも、何とか自分なりの将来を模索している子どもたちの姿を見て、サイトの展開に情熱を注ぐ一方で、この大きなテーマに深く関わっていきたいという想いを強くしていました。そしてそんな折、藤原和博校長の後任として推薦を頂き、自分のなかでは大きなチャンスをいただいたと思い、校長就任に向けての準備を進めて参りました。

 成長社会から成熟社会へと大きなパラダイム変換が起こる中で、これからの社会で求められる力も劇的に変化しています。それにも関わらず、子どもたちへの教育は、成長社会のそれとほとんど変わっていないのではないでしょうか。学校教育は崩壊しているのではなく、適応できていないのだと思います。子どもたちには、今まで以上に、自ら考え行動していく力が必要です。そして、成熟社会への適応した教育改革を断行するのであれば、ビジネス社会での経験は有効であり、また、文部科学省や教育再生会議などの上から提案だけではなく、教育現場からの改革の積み上げが重要です。任期は3年と言われていますが、今のところ3年後のことは考えておりません。今までの経験を活かして、ただただ精一杯に邁進したいと思います。
今後とも、変わらぬご指導よろしくお願いいたします。

株式会社 トップアスリート 
代表取締役 代田昭久

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